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『サイバーフォーミュラ』が劇場に帰ってくる!約6分の新作『ASURADA』は『SIN』の正統続編

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『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』のTVシリーズ総集編と、新作ショートアニメの劇場公開が発表されました。公開日は2027年2月19日。新作のタイトルは『新世紀GPXサイバーフォーミュラASURADA』です。

TVシリーズからOVA『SIN』まで全作見たファンとして、これは嬉しいニュースです! 一方で、新作は約6分と聞いて、「『SIN』の続きならもっと長く見たい!」と思ったのも正直なところ。今回は劇場で何が上映されるのかを確認しながら、これまでのシリーズも振り返ってみます。

劇場で上映されるのは総集編と新作の2作品

今回の上映は、次の2作品を組み合わせたものです。

作品内容
『新世紀GPXサイバーフォーミュラEARLYDAYS RENEWAL』MOVIE EDITIONTVシリーズ総集編をHDリマスターし、劇場向けに再編集
『新世紀GPXサイバーフォーミュラASURADA』OVA『SIN』の正統な続編となる、約6分の新作ショートアニメ

総集編の元になっている『EARLYDAYS RENEWAL』は、1996年に制作された全2話の作品です。今回の劇場版は、その映像を高画質化して再編集したものになります。上映作品すべてが完全新作というわけではありませんが、懐かしいTVシリーズを大スクリーンで見たあとに、新しい物語を見届けられる構成です。

そして注目したいのは、『ASURADA』が単なる記念映像ではなく、『SIN』の先を描く正統な続編だということ。福田己津央監督は、約6分の中に「サイバーフォーミュラの新たな1年」を凝縮したと説明しています。

TVシリーズから『SIN』までの物語を振り返る

新作が『SIN』の続編と聞いて、ハヤトとアスラーダが歩んできた道を改めて思い出しました。ここからは、各作品の舞台となる作中の年と大会回数を添えて振り返ります。

TVシリーズ|2015年・第10回大会

シリーズの始まりでは、風見ハヤトは14歳。父が開発したAIを搭載するマシン「アスラーダ」の争奪戦に巻き込まれ、思いがけずドライバーとして登録されてしまいます。

最初は成り行きでハンドルを握ったハヤトですが、国内大会を勝ち抜いて世界グランプリへ。ライバルとの戦いやスゴウチームの仲間たちとの交流を通じて、少しずつ本物のレーサーになっていきます。ハヤトとアスラーダの出会い、そしてふたりが信頼関係を築いていく過程が、すべての原点です。

OVA『11(ダブルワン)』|2016年・第11回大会

前年の世界チャンピオンとなったハヤトは、15歳で連覇に挑みます。しかし、王者として追われる重圧に加え、ライバルたちの新型マシンにも苦戦。TVシリーズのころのように、勢いだけでは勝てなくなります。

そんな中、「ナイト・シューマッハ」こと菅生修がレースに復帰し、ハヤトの前に立ちはだかります。スゴウチームでも新たなスタッフの加入によって人間関係に変化が起こり、ハヤトは自分の走りを見つめ直すことに。初めて頂点を目指した少年が、今度は王者としてどう戦うのかを描く作品です。

OVA『ZERO』|2017~2018年・第12~13回大会

第12回大会で好調だったハヤトは、ドライバーの感覚が極限まで研ぎ澄まされる「ZEROの領域」に目覚めます。しかし、その力に振り回された結果、第5戦でランドルとクラッシュ。重傷を負い、レースへの恐怖も抱えてしまいます。

一度はレースから離れたハヤトですが、走りたいという気持ちを捨てきれず、仲間やあすかに支えられて復帰を決意。第13回大会では事故の後遺症と向き合いながら、競争力で劣るようになったアスラーダとともに戦います。速さへの憧れだけでは済まない、レースの怖さと向き合う物語です。公式の人物紹介では、この時期のハヤトは16歳とされています。

OVA『SAGA』|2019~2020年・第14~15回大会

第14回大会の最終戦、ハヤトの指示にアスラーダが異を唱えたことから、ふたりの関係に変化が生まれます。ハヤトは別のマシンに興味を持ち、2020年の第15回大会にはガーランドで参戦することを決めます。

その第15回大会に現れるのが、フィル・フリッツの乗る謎のマシン「アルザード」。圧倒的な速さを前に、ハヤトは焦り、自分の走りを見失っていきます。ライバルをどう攻略するかに加えて、長年ともに走ったアスラーダとハヤトが、どんな答えを出すのかも見どころです。

OVA『SIN』|2022年・第17回大会

『SIN』で物語の中心になるのは、ブリード加賀です。第17回大会、加賀は旧型マシンでの参戦を余儀なくされ、初戦でハヤトたちとの戦力差を痛感します。そこで名雲京志郎から譲り受けるのが、アルザードの原型となったマシン「凰呀」です。

加賀がハヤトにこだわる背景には、かつて自分が経験した「ZEROの領域」と、失った親友への思いがあります。凰呀を乗りこなすことにも苦しみながら、加賀はハヤトとの勝負を目指します。ハヤトとアスラーダだけでなく、加賀と凰呀の物語としても強く印象に残る作品でした。

※『SAGA』の中心は第15回大会、『SIN』の中心は第17回大会です。間にあたる第16回大会は2021年に開催された大会として、作品の年表につながっています。

新作『ASURADA』で気になること

新作では、河森正治さんによる新たなマシン「ゼニスアスラーダ AKF-S0/G」と、「鳳・凰呀 AA-1」が登場します。福田監督のコメントによれば、キャラクターもサイバーマシンもCGを使わず、すべて作画で制作しているそうです。

シリーズを追ってきた身としては、新しいアスラーダがどんな走りを見せるのか、そして『SIN』のあとにハヤトや加賀たちがどうなっているのかが気になります。

ただ、約6分で「新たな1年」を描くと聞くと、やはり少し物足りなさもあります。久しぶりの新作だからこそ、もっと長い時間この世界に浸りたい。期待が大きい分、そんな気持ちになるファンも多いのではないでしょうか。

それでも、劇場で再び走る姿を見たい

TVシリーズから『11』『ZERO』『SAGA』『SIN』へ。ハヤトは大会を重ねるたびに成長し、アスラーダとの関係も変わっていきました。その続きを、2027年に新しい映像として見られる。それだけでも、全作を見てきたファンには大きな出来事です。

約6分の新作が、さらに長い物語へのきっかけになってくれたら嬉しいですね。まずは2027年2月19日、映画館のスクリーンでサイバーフォーミュラが再び走る姿を楽しみに待ちたいと思います!

公式情報: 『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』劇場公開特設ページ

劇場公開前にシリーズを見返したい方は、TVシリーズから『SIN』まで順番に追ってみてください。配信で楽しむ方法のほか、手元に残しておきたい方にはBlu-rayもあります。

配信サービス用:「『サイバーフォーミュラ』シリーズの配信を見る」

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