ジャンプの新連載は剣ではなく斧!?
凍れる未来を斬り拓け!氷雪のファンタジーという表紙の一文で始まったアイスヘッドギル。
少年ジャンプ2023年30号より新連載されたこの作品は主人公の武器が斧と少し珍しいタイプです。
昔からジャンプ作品で剣を使う作品はヒットすると言われてきました。
ワンピースやナルト、ハンターハンター、トリコ、呪術廻戦など素手で戦う主人公作品。
BLEACH、鬼滅の刃、るろうに剣心など主人公が剣をメインに戦う作品。
基本的に上記2種類に分かれると思います。
最近ではSAKAMOTO DAYSやキルアオ、夜桜さんちの大作戦など銃が主体の作品も多いですが。
ちなみにこの作品の蜂谷育生先生は初連載作品となります。
第一話:ギル=ソールとリッチ
人殺しの息子ギル
主人公ギルの父親は国で一番強くその戦士の証に王様の斧を持っていました。
しかしなぜかその父は王子を殺し同胞も殺し行方不明になります。
その父親の出来事をきっかけに王都を逃げることになったギルは途中船が難破。
そこでたどり着いた王都の北ウニ島から話は始まります。
使用人扱いのギル
島では極寒での洗濯、ソリを引かされたりとメラおばさんにこき使われていました。
メラはこの島で領主をしていて島民から税金を搾り取っていました。
そんなメラの横暴なやり方に何人かの島民はいらだっています。
ザクロもその一人でその苛立ちをギルにもぶつけてきます。
父親を人殺しとからかってくるザクロにギルは、
「父さんは世界一気高い人だ。同胞殺しなんてしない」と言い返します。
その時一人の元死刑囚の男が暴れだします。
ギルはメラから薪割用の斧を受け取ると男を一撃!斧を使うことには天才のギルでした。
「斧でおれには誰も勝てないよ」
父親の想いで
家でギルは父親のことを思い出します。
それは優しい父の言葉と王都での父への非難の言葉でした。
メラと二人での食事をしているとメラはギルの父親の手記を渡します。
そこにはリッチ伝承の研究などが書かれていました。
「人は生前悪事を働くと地獄でリッチに生まれ変わる・・・」
その時突如異様な漂流者が暴れまわっていると報告がきます。
リッチ襲来
骨がむき出しの漂流者・・・指示を出していたザクロに槍を突き刺します。
すると中から黒いススのようなものがザクロの中に入っていき操られたようにメラの左腕を切断しました。
ザクロだったものは言います。島の者たちにメラにつくかザクロ新王をむかえるか・・・
「私に従う住民は殺さない。ただしメラにとどめを刺したものとその家族に限ろう」
島民は剣を取り一斉にメラに向かっていきましたがそれをギルは体を張って守ります。
メラが島を守ることを第一に考えていたことを伝えるギル。
島民たちはそんなギルの言葉に説得され剣の矛先をザクロに向けます。
またギルもザクロが自分の斧を持っていてくれたことに感謝します。
全員で囲んでザクロと戦うギル達。決着はギルの斧がザクロの首をはねて終わりました。
戦いの後
首だけになってもザクロだったものは生きていました。
お前は何者なんだと聞くメラに対して男は答えます。「地獄のリッチ」
船の上でザクロを燃やしギルは王都に行く決意をします。
父親の真相。そして手記の中に入っていたブローチ。
ここから真実を探す冒険が始まりました。
人気が出るかは仲間次第
一話の段階では斧を使う主人公ということで目新しさがあり面白かったです。
結構ワンピースの最初に似ている雰囲気もあり作画は少し懐かしい鬼滅の刃に近い感じもしました。
斧を使うと戦闘能力が高いこともわかりますし斧での技に名前もあるので冒険ものとして王道を突き進むとかなり面白くなるのではと思っています。
今後どんなヒロインが出てくるのか?仲間はどんなキャラが出るのか?そこがポイントになるのかなと思います。
でも昔から信念のある主人公作品は人気が出るのがジャンプなのでこれからの展開に期待ですね!
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