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次にくるマンガ大賞2026コミックス部門TOP10|1位は『さむわんへるつ』

漫画

次にくるマンガ大賞2026、ついに結果発表!

「この漫画、もっと人気が出るんじゃない?」

漫画を読んでいると、ときどきそんな作品に出会います。

そんな「これから来そう!」な漫画を読者の投票によって決めるのが、**「次にくるマンガ大賞」**です。

そして2026年、コミックス部門の1位に選ばれたのは――

『さむわんへるつ』!

実はこの作品、以前このブログでも紹介していました。

おすすめ漫画5選! 最近ハマった多彩な作品たちを詳しく紹介
こんにちは! 漫画好きブログへようこそ。現在次に来るマンガ大賞の選定中ということで個人的おすすめを選んでみました。今回は、ジャンルも雰囲気も全く違うけど、どれも「読んで損なし!」の作品を5つ厳選しました。各作品について、簡単なあらすじと魅力…

面白いと思って取り上げた作品が本当に1位になると、やっぱり嬉しいですね。

しかもランキングを見てみると、『さむわんへるつ』だけではありません。

『ふたりバス』
『レジスタ!』
『ロクのおかしな家』
『社長と酒と星』

こちらもすでに読んでいました。

つまり、コミックス部門TOP10のうち5作品を読んでいたことになります。

そこで今回は「次にくるマンガ大賞2026」コミックス部門TOP10を確認しながら、特に実際に読んでいる5作品について、読んで感じた面白さを中心に紹介します。

なお、未読の作品については実際に読んでから語りたいので、今回は順位と作品名の紹介だけに留めます。


次にくるマンガ大賞2026 コミックス部門TOP10

2026年のコミックス部門TOP10はこちら。

1位 さむわんへるつ 【読了】
2位 ふたりバス 【読了】
3位 レジスタ! 【読了】
4位 パラショッパーズ
5位 シルバーマウンテン
6位 マネマネにちにち
7位 やめろ好きになってしまう
8位 恋と呼ぶにはささやかですが
9位 ロクのおかしな家 【読了】
10位 社長と酒と星 【読了】

こうして見ると、TOP10の半分だけでなく、1位・2位・3位をすべて読んでいたことに自分でもちょっと驚きました。

では、実際に読んだ5作品を振り返っていきます。


1位『さむわんへるつ』――ラジオ好きの二人から始まる青春ラブコメ

作者はヤマノエイ先生。

主人公の一人は、真面目で勤勉な生徒会長・梟森未明(ふくもり ミメイ)

そしてもう一人が、不思議でマイペースなクラスメイト・水尾海月(みずお くらげ)です。

二人には共通の趣味があります。

それが深夜ラジオ

ミメイは「面白くなりたい」と番組の大喜利コーナーへの投稿を続けています。

一方のくらげから明かされたのが、ミメイが憧れていたリスナー「うなぎポテト」の正体。

なんと、その「うなぎポテト」がくらげだったのです。

ここから、ただのクラスメイトだった二人の距離が変わり始めます。

「好きなものが同じ」から始まる距離感がいい

個人的に『さむわんへるつ』で好きなのが、二人の距離の縮まり方。

いきなり大きな恋愛イベントが起きるわけではありません。

ラジオの話をする。

投稿について話す。

一緒に笑う。

そして相手のことを少しずつ知っていく。

この過程がとても楽しい。

「好きなものが同じ」というだけで、今まであまり接点のなかった二人が急に話せるようになる。

漫画やアニメ、ゲームが好きな人なら、こういう経験にちょっと覚えがある人もいるのではないでしょうか。

ラジオという題材が思った以上に漫画と相性がいい

そして、やっぱり面白いのが「ラジオ」。

YouTubeでもSNSでもなく、深夜ラジオです。

投稿したネタが読まれるかもしれない。

同じ番組を聞いている人だけに分かる話がある。

顔も知らないリスナーに憧れることもある。

その独特な文化が、ミメイとくらげの青春とうまく結びついています。

今回51,868ポイントを獲得し、コミックス部門1位。

以前このブログで紹介した作品ということもあって、今回の結果で一番嬉しかった作品です。


2位『ふたりバス』――バスの中で少しずつ戻っていく二人の距離

2位は豊林サカネ先生の**『ふたりバス』**。

舞台は、町全体の人口が約3000人という田舎。

そこで暮らす春平と、同級生で唯一私立中学へ進んだ高屋川あんちゃん

二人は同じバスで通学しています。

春平が通う学校は1学年19人。

一方、あんちゃんはおしゃれでキラキラした私立中学へ。

もともとは同級生だった二人ですが、小学校以来ほとんど会話がなくなっていました。

そんな二人が、あることをきっかけにバスの中で久しぶりに話し始めます。

「ラブ未満」という表現が本当にしっくりくる

この作品、恋愛漫画ではあるのですが、いきなり恋が始まるわけではありません。

むしろ、

「久しぶりに話せた」

というところから始まります。

そして、

また話したい。

今日もいるかな。

もう少し話したい。

そんな小さな感情が積み重なっていく。

二人が一緒にいられるのは通学バスの中。

いつかは目的地に着いてしまいます。

だからこそ、その限られた時間が妙に愛おしく感じられます。

公式で「淡い青色のラブ未満コメディー」と紹介されているのですが、本当にこの表現がよく似合う作品。

『さむわんへるつ』とは設定こそ違いますが、二人の距離がゆっくり変わっていくところを楽しむ漫画という意味では、かなり近い魅力を感じました。


3位『レジスタ!』――36歳。捨てかけた青春は、スーパーからもう一度始まる

3位は藤丸先生の『レジスタ!』。

こちらも前に紹介しています。

この作品、最初にタイトルや絵だけを見ると若者の青春ものを想像する人もいるかもしれません。

ところが主人公は――

36歳。

主人公の花田和己は、人を好きになることも結婚も諦めているフリーの作詞家。

しかもラブソングが苦手です。

そんな花田が引っ越した町のスーパーマーケットで、一人の女性と出会います。

人を好きにならないと決めた人。

まだ人を好きになることを知らない人。

その二人が、スーパーのレジカウンター越しに出会う。

青春って何歳までなんだろう?

『レジスタ!』を読んでいて面白いのは、ここです。

学生が恋をする漫画はたくさんあります。

でも36歳。

恋愛も結婚も、もういい。

そう思っている人間にも何かが始まるかもしれない。

公式ではこの作品を、

「捨てかけた青春リターナブル・ストーリー」

と表現しています。

青春は学生だけのものなのか。

恋をするのに「もう遅い」なんてことはあるのか。

そんなことを考えさせられる作品です。

そして舞台がスーパーマーケットというのも面白い。

ものすごく身近な場所から「最後の恋になるかもしれない物語」が始まる。

1位、2位とはまた違った意味で、続きが気になる漫画でした。


9位『ロクのおかしな家』――怖いはずなのに、なんだかおかしい

9位は中村充志先生の『ロクのおかしな家』。

主人公は高校1年生の明清六(あかり せいろく)、通称ロク。

彼が暮らす刻分寺市には、「刻分寺月夜話」と呼ばれる5つの呪いの物語があります。

ロクはひょんなことから、その呪いを解き放ってしまいます。

普通なら、

「これは完全にホラーが始まるやつだ……」

となるところ。

ところが、この漫画はそこからちょっとおかしい。

恐ろしいはずの5つの呪いは不完全な姿で現れ、なぜかロクの家に住み着いてしまいます。

ホラーなのに「家族もの」みたいになっていく

呪いを解決するには、それぞれが「なぜ呪いになったのか」という“いわく”を解き明かしていく必要があります。

設定だけを見るとかなり怖そうです。

でも実際に読んでみると、ホラーだけではありません。

呪いたちとの生活には笑えるところも多く、

怖い → 笑う → ちょっといい話 → また怖い

という独特のテンポがあります。

公式が「ホラーホームコメディ」と呼んでいるのも納得。

今回読んだ5作品の中では、かなり異色です。

「ホラー漫画はちょっと苦手」という人でも、これは意外と読みやすいかもしれません。


10位『社長と酒と星』――24歳の女社長と37歳の部下、夜の公園だけの不思議な関係

10位は、ずり騎士先生の『社長と酒と星』。

これも設定がかなり面白い作品です。

父である先代社長を亡くし、印刷会社・井筒印刷の社長になった井筒玲奈、24歳

若くして会社を背負うことになった玲奈は、気を張るあまり社員にキツく接してしまうことがあります。

そんな玲奈を心配しているのが、37歳の係長・石墨憲一

そしてある夜。

石墨は公園で酒を飲みながら、

「もう無理! 社長やめる」

と弱音を吐く玲奈と出会います。

会社では怖い社長。

ところがお酒が入った夜の公園では、弱音を吐く24歳の女性。

しかも泥酔した玲奈は、目の前にいる石墨が自分の部下だと気づきません。

そこで石墨は「泉」と名乗り、彼女を支えるようになります。

「正体に気づいていない」という関係が面白い

この作品で面白いのが、この二重の関係。

昼間は、

社長・井筒玲奈 × 部下・石墨憲一。

ところが夜になると、

弱音を吐く玲奈 × 「泉」と名乗る石墨。

読者は同一人物だと知っている。

石墨も当然分かっている。

でも玲奈は知らない。

「いつ気づくんだ?」

というドキドキがずっとあります。

しかも24歳の社長と37歳の部下。

学生ラブコメとはまったく違う、大人ならではの事情も絡んできます。

タイトルの「社長」「酒」「星」が、ちゃんと物語の中心になっているのも面白いところ。

公式が「ヒミツでイビツなオフィスラブコメディ」と表現している通り、かなり変わった関係から始まるラブコメです。


実際に5作品読んでみると、上位3作品に面白い共通点があった

今回、コミックス部門TOP10のうち5作品を読んでいました。

中でも驚いたのが、

1位『さむわんへるつ』
2位『ふたりバス』
3位『レジスタ!』

をすべて読んでいたこと。

改めて3作品を並べると、ちょっと面白いんですよね。

『さむわんへるつ』は深夜ラジオ

『ふたりバス』は通学バス

『レジスタ!』はスーパーマーケット

どれも私たちの日常からそれほど遠くありません。

ものすごい特殊能力も必要ない。

世界を救う必要もない。

それでも面白い。

結局、漫画の面白さは舞台の派手さではなく、

「そこで誰と出会い、どんな関係になっていくのか」

なのかもしれません。

その一方で『ロクのおかしな家』はホラーとコメディを組み合わせ、『社長と酒と星』は大人同士のかなり変わった関係を描く。

5作品だけでも、ずいぶん違った漫画が揃っています。


『さむわんへるつ』は本当に「次にきた」

そして今回、個人的に一番嬉しかったのはやっぱりこれ。

以前このブログでも紹介していた『さむわんへるつ』が、

次にくるマンガ大賞2026 コミックス部門1位。

紹介したときに結果を知っていたわけではありません。

単純に、

「これ、面白いな」

と思ったから記事にしました。

それが本当に「次にくるマンガ」になった。

漫画を読んでいると、まだそれほど知られていない作品を見つけて、

「これ、もっと人気が出るんじゃない?」

と思う瞬間があります。

そして本当に人気が出たとき、

「ほら、やっぱり面白かったよね!」

とちょっと嬉しくなる。

これも新しい漫画を探す楽しみの一つなのかもしれません。

今回まだ読んでいないTOP10の5作品も、これを機会に読んでみたいと思います。

そして実は――

Webマンガ部門はTOP10のうち7作品を読んでいました。

コミックス部門以上です。

ということで次回は、

「次にくるマンガ大賞2026 Webマンガ部門TOP10」

を、今回と同じように実際に読んだ作品を中心に紹介していきます。

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