2026年10月から放送が始まった『とある暗部の少女共棲(アイテム)』。
私も現在視聴しているのですが、見ていてふと思ったことがあります。
「とあるシリーズって、いつの間にこんなにスピンオフが増えたんだ?」
『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』『とある科学の一方通行』と、これまでのアニメは一通り見てきました。
それでも、久しぶりにシリーズに触れると、登場人物の関係や時系列が少し曖昧になっているんですよね。
さらに調べてみると、原作小説は想像以上に先へ進んでいました。
そこで今回は、次の疑問について整理してみたいと思います。
- とあるシリーズにはどんなスピンオフがある?
- レベル5の7人はそれぞれ主人公になっている?
- 漫画はどこまで完結している?
- 禁書目録の新約はなぜアニメ化されない?
- 原作を全部アニメ化するには何年かかる?
※この記事は2026年10月24日時点の情報をもとにしています。原作の重大なネタバレは控えています。
とあるシリーズはスピンオフが多すぎる!
まず整理しておきたいのが、シリーズ全体の構造です。
物語の中心となるのは、上条当麻を主人公とする『とある魔術の禁書目録』。
そこから、同じ学園都市に暮らす別のキャラクターたちを主人公にした作品が派生しています。
| 作品 | 主な主人公・中心人物 |
|---|---|
| とある魔術の禁書目録 | 上条当麻 |
| とある科学の超電磁砲 | 御坂美琴 |
| とある科学の一方通行 | 一方通行 |
| とある科学の心理掌握 | 食蜂操祈 |
| とある科学の未元物質 | 垣根帝督 |
| とある暗部の少女共棲 | 麦野沈利たち「アイテム」 |
| アストラル・バディ | 帆風潤子 |
こうして並べてみると、かなりの数ですね。
しかも、それぞれが完全に独立した物語というわけではありません。
例えば『禁書目録』で描かれた事件を、『超電磁砲』では御坂美琴の視点から描くことがあります。
同じ出来事でも、主人公が変わると印象が大きく違う。
これが「とあるシリーズ」の面白さであり、同時に複雑さの原因でもあると思います。

レベル5の7人のうち5人に主役作品がある!
今回調べていて、特に驚いたのがこちら。
学園都市に7人しかいないレベル5のうち、5人には本人や所属チームを中心としたスピンオフが存在するんです。
| 順位 | キャラクター | 主なスピンオフ |
|---|---|---|
| 第1位 | 一方通行 | とある科学の一方通行 |
| 第2位 | 垣根帝督 | とある科学の未元物質 |
| 第3位 | 御坂美琴 | とある科学の超電磁砲 |
| 第4位 | 麦野沈利 | とある暗部の少女共棲 |
| 第5位 | 食蜂操祈 | とある科学の心理掌握 |
| 第6位 | 藍花悦 | 単独主役作品なし |
| 第7位 | 削板軍覇 | 単独主役作品なし |
こうして見ると、レベル5という存在そのものがシリーズの柱になっていることが分かります。
第6位と第7位、覚えていますか?
正直なところ、私自身も第6位と第7位が誰だったのか、すぐには思い出せませんでした。
第6位の藍花悦は、そもそも謎の多い人物です。
一方、第7位の削板軍覇は『とある科学の超電磁砲T』に登場しています。
大覇星祭編で、上条当麻と協力して暴走した御坂美琴を止めようとした、あのハチマキ姿の熱血漢ですね。
説明を聞いて、ようやく「ああ、そんなキャラクターいたな!」と思い出しました。
ちなみに、レベル5の順位は単純な戦闘力ランキングではありません。
そのため、第7位の削板軍覇が必ずしも一番弱いというわけではないのも面白いところです。
今回の『とある暗部の少女共棲』はどんな作品?
2026年10月9日から放送が始まった『とある暗部の少女共棲』。
今回の中心人物は、レベル5第4位の麦野沈利が率いる暗部組織「アイテム」です。
主要メンバーは次の4人。
- 麦野沈利
- 滝壺理后
- フレンダ=セイヴェルン
- 絹旗最愛
『禁書目録』では敵対勢力として登場した彼女たちですが、今回はその過去や組織内での関係が描かれます。
個人的に興味深いのは、すでに本編で彼女たちのその後を知っているという点。
結末の一部を知っているからこそ、過去の何気ないやり取りにも違った意味を感じられる。
そんな楽しみ方ができる作品だと思います。
そして、学園都市の暗部には「アイテム」以外にも「スクール」「グループ」「ブロック」「メンバー」など複数の組織が存在します。
このあたりも、久しぶりに見ると混乱する原因ですね。
漫画版はすでに完結している?
スピンオフが増えている一方、漫画版にはすでに完結した作品もあります。
代表的なのが『とある科学の一方通行』と『とある科学の未元物質』です。
一方、『とある科学の心理掌握』や『とある暗部の少女共棲』の漫画版は、2026年10月時点でも展開が続いています。
ここで注意したいのは、漫画版の完結と、シリーズ全体の物語の完結は別ということです。
例えば『超電磁砲』は漫画を原作とするスピンオフですが、『禁書目録』本編はライトノベルが原作です。
また『暗部の少女共棲』もライトノベルが原作なので、漫画版だけを見て原作全体の進行状況を判断することはできません。
禁書目録の本編は新約すらアニメ化されていない!
ここからが今回、一番気になった部分です。
『とある魔術の禁書目録』のアニメ第3期が放送されたのは2018年から2019年。
あれからかなりの年月が経過しましたが、本編の続編は放送されていません。
アニメ第3期までで描かれたのは、原作小説のいわゆる「旧約」部分です。
ところが、原作小説はその後も続いています。
| シリーズ | 原作の状況 | アニメ化 |
|---|---|---|
| 旧約 | 本編全22巻・完結 | 第1〜3期 |
| 新約 | 全23冊・完結 | 未アニメ化 |
| 創約 | 第16巻まで刊行 | 未アニメ化 |
※旧約には本編22巻とは別に外伝なども存在します。新約の23冊には『新約22 リバース』を含みます。
つまり、アニメの続きを描くには、まず新約から始めなければなりません。
しかも、新約が完結した後には創約まで存在しています。
原作ストックが足りないどころか、多すぎる状態なんです。
新約を全部アニメ化するには何話必要?
では、実際に新約をアニメ化すると、どれくらいの話数が必要になるのでしょうか。
まず過去のアニメを振り返ってみます。
| アニメ | 話数 | 主な原作範囲 |
|---|---|---|
| 第1期 | 24話 | 旧約1〜6巻 |
| 第2期 | 24話 | 旧約7〜13巻など |
| 第3期 | 26話 | 旧約14〜22巻 |
| 合計 | 74話 | 旧約本編22巻相当 |
旧約は全74話、約6クールでアニメ化されました。
ただし、第3期は原作9巻分を26話に詰め込んでおり、展開がかなり速かった印象があります。
そこで、新約をもう少し丁寧に描く場合を考えてみました。
新約23冊をアニメ化する場合の試算
| 1冊あたりの話数 | 必要な話数 | 必要なクール数 |
|---|---|---|
| 約3話 | 69話 | 約6クール |
| 約4話 | 92話 | 約8クール |
| 約5話 | 115話 | 約9〜10クール |
※1クール12〜13話として計算した概算です。原作の巻によって必要な話数は変わります。
丁寧に映像化するなら、新約だけでも約2年分の放送枠が必要になる計算です。
しかも、これはあくまで新約だけ。
その先の創約まで含めれば、さらに長い時間が必要になります。
ここまでくると、全部アニメ化するのは現実的に難しいのではないかと思ってしまいます。
なぜ禁書目録4期は制作されないのか?
2026年10月時点で、『禁書目録』第4期や新約のアニメ化は正式発表されていません。
ただし、制作されない理由が公式に説明されているわけではないため、ここからは個人的な考察です。
① 原作が長すぎる
まず最大の問題は、原作の長さでしょう。
新約だけで23冊。
仮に2クールのアニメを制作しても、全体の4分の1程度しか消化できない可能性があります。
完結まで描くことを前提にすると、かなり大規模な企画になってしまいます。
② 第3期から時間が経ちすぎている
第3期の放送終了は2019年。
2026年現在、すでに7年以上が経過しています。
長年のファンなら問題ありませんが、新規視聴者にとっては過去74話を視聴する必要があるというハードルがあります。
さらにスピンオフまで含めると、どこから見ればいいのか迷ってしまいそうです。
③ スピンオフの方が制作しやすい?
これはあくまで推測ですが、スピンオフの方がアニメ企画として扱いやすい面もあるのかもしれません。
『超電磁砲』なら御坂美琴、『一方通行』ならアクセラレータ、『暗部』ならアイテムのメンバー。
それぞれ主人公や作品の方向性が明確です。
一方の禁書目録本編は、魔術サイドと科学サイドが複雑に絡み合う壮大な物語。
途中から見始めるには、少々難しい作品になっている気がします。
それでも禁書目録4期を諦めるのは早い?
ここまで厳しい話をしてきましたが、希望がないわけではありません。
2025年2月には「とあるプロジェクト」の再始動が発表されました。
そこで発表されたのが、『とある暗部の少女共棲』のアニメ化と、『とある科学の超電磁砲』第4期の制作決定です。
そして2026年10月、実際に『暗部の少女共棲』の放送が始まりました。
つまり、シリーズ全体としては現在も積極的に展開されているんです。
もし禁書目録の続編を制作するなら、個人的には次のような方法が現実的だと思います。
新約を最初から最後まで一気にアニメ化するのではなく、2クールずつ区切って制作する方法です。
まず新約序盤を第4期として映像化し、その反響を見て第5期以降につなげていく。
もちろん、これでも完結までには長い年月が必要でしょう。
しかし、最初から全23冊を映像化する計画を立てるよりは、実現の可能性があるのではないでしょうか。
まとめ:スピンオフもいいけど、そろそろ上条当麻の続きが見たい!
今回、久しぶりに「とあるシリーズ」の全体像を整理してみました。
改めて感じたのは、シリーズの規模が想像以上に大きくなっているということです。
レベル5の多くが主役作品を持ち、学園都市の暗部までアニメ化される時代になりました。
一方で、肝心の『禁書目録』本編は2019年の第3期から止まったまま。
原作は新約を通り越して創約まで進んでいるというのですから驚きです。
正直、新約をすべてアニメ化するには、2年程度の放送枠が必要になってもおかしくありません。
その先の創約まで考えると、全編アニメ化はかなり難しいように感じます。
それでも、個人的には新約のアニメ化を期待したいところです。
スピンオフで学園都市のさまざまな人物を描いてきた今だからこそ、もう一度、上条当麻を中心とした本編を見てみたい。
そんな気持ちになりました。
皆さんはどう思いますか?
『禁書目録』第4期を期待していますか? それとも、今後も『超電磁砲』や『暗部』などのスピンオフを中心に展開してほしいでしょうか?
ぜひコメントで教えてください!

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